緑山プロジェクト
HIROYASU TAGUCHI ART WORKS

新しい地域の生存スタイル
独自の地域価値の創出、様式のある地域づくりに向けて。


幾つかのキーワード
地域の財政基盤の見直し 環境を前面に据えた産業の創成 域内エネルギー効率と
使用量の見直し
22世紀美作様式の創成 様式のある街づくり 代替エネルギーの検討
有意者の域内移住の促進 新しい独立した独自性のある文化圏 脱中国電力
自然と人間の住み分けの見直し 環日本海文化圏構想 公共事業の為の公共事業から
地域資産を作る公共事業へ
潜在自然植生の推進 河畔林の保護と復活 様々な特区構想

22世紀型地域創成、その多重螺旋型モデル
22世紀型地域創成、その多重螺旋型モデル
緑の円柱は自然環境を表し、金属の三重螺旋が人間の活動を表している。例えば銅は経済活動、銀は文化活動、金は環境に対する配慮と言った具合である。ガラスの平面は来るべき未来の一地点の共時的拡がりを現している。人間活動のスケールを調節し地球からの収奪を弱める事によって緑の円柱を先細りの円錐にする事を防がなければならない。人間の活動と自然環境はお互いを映している。

現在のモデル
現在のモデル
こちらは現在のモデルである。上の例に倣い、銅を経済活動、銀を文化活動としよう。環境に対する配慮を欠き、未来のモデルの様に絡み合った多重螺旋ではなく、ばらばらに存在している。自然環境を表す緑の円錐は未来の一地点で消滅しようとしている。それに先立って人間とその活動も終焉を迎えるであろう。

上図モデルに見る問題点は余りにも自明であり殊更ここに持ち出す意味を問われるかも知れない。併し様々な人間活動に関する議論の場に於いて、尤も等閑視されているのもこの問題なのである。

当コンテンツではこの問題を舞台若しくは土俵として、その上で提出したキーワードへの肉付けとその敷衍を試みていきたい。
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production & Copyright ; Hiroyasu Taguchi / 製作 ・著作 田口博康